コロナ対策・3つの密!
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JUNON Blogだいぶ前になるがTVで白石加代子サンの百物語のドキュメント番組を観たことがあり、いつかチャンスがあれば生で観たいものだと思っていたら、たまたまアンコール上演があり本日、出かけて来た。会場は初めて行く北千住のシアター1010、地下鉄の駅から直結なので神楽坂から30分もかからず思っていたより便利だしきれいな劇場で椅子も座り心地が良かったのだが、いかんせん寒すぎっ~!!私にとってはフィギュアー観戦くらいの装備が必要だったかも・・・。内容が怪談物だったことも拍車をかけたのか???そもそも私が白石さんを知ったのはパルコ劇場で蜷川幸雄の演出の「身毒丸」だった。息子役が若き日の藤原竜也クンで母が彼女だった。原作は寺山修二なので内容は難解であったが、母役はこの女優さんしかいない!と思わせる迫真の演技だった。さすがに蜷川氏からの有名な「灰皿投げ」は彼女に関してはなかったのではなかろうか?ところで今回の百物語はすでにラストの回を終了し(なぜか99回で終えている。100回を演じると何かとてつもなく悪いことが起きるとの話。)アンコールと言う形で上演しているとの事。白石サンも本年76才なので早く観ておかなくては・・。と思い、この80話の「牡丹灯篭」に行くことにした。彼女のライフワークともいえるこの百物語は明治から昭和にかけて日本の作家が描いた小説や落語、新劇などを中心に「恐怖」のキーワードで選び、立体的な朗読に動きを加えたものであり結構見どころがある。一人舞台なので当然、登場人物の声色も7~8人以上、まさに彼女ならではの演技力に感服してしまう。ステージを終えカーテンコールでは霊感の強い方のためにとお清めの塩までご本人がまいてくれた。興味のある方はぜひアンコール上演会をおすすめします。
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